・サイナスリフト サイナスリフトとは、上顎洞粘膜(シュナイダー膜)を洞底部から剥離して挙上し、その挙上によってできた空隙に 自家骨や骨補填剤を移植することにより上顎洞底部の位置を上げ、インプラントを埋入できるだけの骨の厚みを確保します。上顎の歯槽骨の上部(頬骨の奥)には、上顎洞(サイナス)という大きな空洞があり、鼻腔へとつながっています。上の奥歯を失ってしまうと、上顎洞が下方に拡大していきます。同時に、失った歯の周囲の歯槽骨が吸収されていくので、歯槽骨の厚みが加速的に減少していきます。上顎の歯槽骨にインプラントを入れるための高さが不足している場合、サイナスリフトによって骨の高さを確保する必要があります。サイナスリフトは、歯槽骨が5ミリ以下の症例でも十分対応可能です。
・GBR法 本来の骨が失われた部分を回復するという目標に基づいて開発された術式で、骨組織再生を目的とした骨欠損領域を、ある種の遮断膜(バリアメンブレン)を用いてスペース確保し(スペースメイキング)、外部からの軟組織の侵入を遮断することにより、内部骨組織のみの成長を促し、骨の再生をはかる方法です。
良性腫瘍(りょうせいしゅよう)とは、病理学的に悪性所見を持たない腫瘍のことです。口腔・唾液腺の良性腫瘍の種類としては、以下のようなものがあります。
病理検査とは、疾患の診断や原因(病因)の究明を目的として、手術または検査の目的で採取された組織、細胞などを対象に病理診断を行うことです。当院では、事前に病理診断を行い、治療に当たっています。
病理診断の方法としては、
・顕微鏡標本を作製し光学顕微鏡を用いて組織学的な検索を行う (組織診断=ミクロ診断)
・スライドグラスに付着させた細胞を染色して顕微鏡下で診断する (細胞診断=細胞診)
などがあります。
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